紙ヒコーキ
「うん。あっくん達と集まるの~!」
「あぁ中学の連れね!
あつし達と仲良いんだ~おまえ」
と高木君はヘ~とした顔で言った。
もうすぐテストが近いし、今のうちに遊んどかないと。
「今度俺も行って良い?」
「いいよ~!今日来る?高木君!」
私は誘ってみた。
「今日はやめとく。」
と言い紙ヒコーキをおりだした。
「わかった~。」
私は少しがっかり。
あつし達に高木君見せたかったのになぁー。

高木君はいつも紙ヒコーキおっているけど、そんなに紙ヒコーキおるの好きなのかなぁ。
「高木君紙ヒコーキおるの好きだよね?」
「まぁ。紙ヒコーキにはいろいろ思い出詰まってるし、おれ19の歌好きなんだよね~」


そっか。高木君は19が好きなのかぁ。
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