紙ヒコーキ
「なぁまだシンジ帰って来ないけど~?」
あつしやりこは少し心配になった。
「そういえばさっき栞菜もトイレって言って帰ってこないよ!」
ななや颯も少し心配になった。
みんなで顔を見合わせた「もしかして2人?!」
あつしは口を開く。
「あ あいつ昔から栞菜になんかしてたけど、なにするかわかんねーよ。あいつ。」
あつしは不安に思うほど深刻な顔をした。
「あぁ~。あいつ昔から栞菜いじめてたもんなぁちょっとあいつの考えてる事わかんね。」
と颯はポテトを食べながら言った。
「私もなんで栞菜をいじめようとするかわかんない。シンジはなにがしたいのか本当わかんない。」りこはあつしに言う。

颯は思い出したかのように、
「あいつ昔から栞菜を1人にしたがるんだよ。
周りの奴にああでもないこうでもない噂言ったり悪口言ったり。本当栞菜が可哀相。」
と颯が口をはさむ。
ななは
「それでも栞菜はシンジが好きだったもんね。」
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