紙ヒコーキ
私は急いで携帯を開き、高木君に電話をした。
やっぱり今一番頼れるのは高木君。
私はシンジの言った事なんて信じない。信じる気もさらさらないからね。

「もしもし?橘?どうしたの」
高木君の声だ。
大好きな高木君の声。
「たったたたかきくんったったかっんっ」
私は高木君の声を聞いて涙がでて、涙が止まらなかった。
「おい!橘!どうしたんだよ!今どこだよ!」
高木君はビックリ。
「今ね、、、高木君とさっき別れた所、、、、、早くきてよ~」
涙が止まらない。

なんでこんなに涙がでるのか。そんなにシンジに言われた事がショックだったのか、なぐられた所が痛いのかわかんない。
そもそも、殴る時点で間違えている。あげくに
私が全部悪いとか。


シンジには私が3年間どんな気持で生きていたのかわかんないよね。
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