紙ヒコーキ
高木君は一発シンジを殴った。
「橘がなにやったって言うんだよ!!!」
高木君はキレた。
私のためにここまで・・
「高木君、もういいよ。もう帰ろうよ。」
私は止めにはいった。

「よくねーだろ!!!
おまえの事なんだぞ?」高木君は大きい声で言った。


「ずいぶんと橘さん大切にされてるみたいだね。彼にさ笑」
シンジは立ちながら笑って言った。

本当なんなの?
あなたはなにがしたくているの?

「お前さぁ中学の頃と全然変わっちまったよ。
サッカーで夢中だったじゃん。」
高木君は冷たくシンジにはなつ。
「お前には関係ねーよ」シンジは負けじと言う。
「まぁ2人の邪魔しちゃぁ悪いし、俺が来たのは橘さんが鞄忘れてたから渡しに来ただけだし、
ここで退散するよ笑」
笑いながらシンジは私達に言う。

私にシンジは鞄を投げた。投げた瞬間シンジはどことなく寂しそうな顔をし、そのまま歩いて行った。
< 54 / 71 >

この作品をシェア

pagetop