紙ヒコーキ
「もうしわけありませんでした~」
と私は恥ずかしながら顔を隠して、席へ座ろうとしたら、なにかにつまずき、しりもちをついた。
「いたぁ~」
「ぶッ笑なにやってんだよ~君は」
しりもちをついた私にその男の子は笑いながらも手を貸してくれた。

「あ・・・ぁりがとう」と私は言った。

「おまえどじだな笑」
と男の子が言った。

あぁ恥ずかしい。
笑った顔が、とてもあの人に似てる。

「どじてすいません。」と私は口を膨らませた。
私は席に座った。
「君名前なに?」
「私ですか?」
「君しかいないじゃん笑きみ面白いわ」
と笑いながら言った。

「橘栞菜です。面白くありません。」と言った。

「橘さんね~
俺は高木岬。よろしく」と笑顔で言った。


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