月と太陽の事件簿4/卒業までに解く問題
達郎兄ちゃんも立ち上がって隣からのぞき込む。
まずはさっき達郎兄ちゃんが言った、足し算した数字を出席番号に当てはめてみる。
36番は清水さん、21番は村松くん、16番は前田くん…。
「こういう場合、頭文字を拾うのがパターンだよね」
3人の頭文字を拾うと『しむま』…。
「やっぱワケわかんないよ」
「最初の、足し算しないやり方はどうだ」
10番が志村くん、26番が根津くん、5番が大石くん、16番の前田くん、4番が進藤くんで、12番は林くん…。
頭文字をつなげると…。
『しねおまえは』
死ねお前は。
「達郎兄ちゃん、あたしになんか恨みでもあるの?」
「恨みあるのはこの手紙の送り主だろ」
「人聞きの悪いこと言わないでよっ」
あたしは誰かに恨みを買うような生き方はしていない。
「あーもう超サイアク」
あたしは頭を抱えた。
「落ち着け」
あたしの肩を達郎兄ちゃんが優しくたたく。
「他の方法を試そう」
まずはさっき達郎兄ちゃんが言った、足し算した数字を出席番号に当てはめてみる。
36番は清水さん、21番は村松くん、16番は前田くん…。
「こういう場合、頭文字を拾うのがパターンだよね」
3人の頭文字を拾うと『しむま』…。
「やっぱワケわかんないよ」
「最初の、足し算しないやり方はどうだ」
10番が志村くん、26番が根津くん、5番が大石くん、16番の前田くん、4番が進藤くんで、12番は林くん…。
頭文字をつなげると…。
『しねおまえは』
死ねお前は。
「達郎兄ちゃん、あたしになんか恨みでもあるの?」
「恨みあるのはこの手紙の送り主だろ」
「人聞きの悪いこと言わないでよっ」
あたしは誰かに恨みを買うような生き方はしていない。
「あーもう超サイアク」
あたしは頭を抱えた。
「落ち着け」
あたしの肩を達郎兄ちゃんが優しくたたく。
「他の方法を試そう」