月と太陽の事件簿4/卒業までに解く問題
「じゃ、こないだの公園に来てくれ。手紙の件、解決できそうだ」
「ホント!?」
あたしは電話を切るとすぐに着替えて公園へと向かった。
公園のベンチにいたのはいつもと同じスーツ姿の達郎兄ちゃんと
―湯月くん?
間違いない。
達郎兄ちゃんの横でうつむいて座っていたのはレクリエーション部の湯月くんだった。
「来たか、カホ」
達郎兄ちゃんがあたしに向かって手をあげた。
隣の湯月くんは顔をあげてあたしを見る。
「あ、旭さん…」
湯月くんはベンチから立ち上がってあたしの前に立った。
「あ、あの…」
湯月くんは必死でなにか言おうとしていた。
あたしはワケがわからなかった。
「なんで湯月くんが達郎兄ちゃんと一緒にいるの?」
てか、学校は?
「あの…ごめんなさい、旭さん!」
え?なになに!?
「あの手紙を出したの、僕なんです!」
え―っ!?
「ホント!?」
あたしは電話を切るとすぐに着替えて公園へと向かった。
公園のベンチにいたのはいつもと同じスーツ姿の達郎兄ちゃんと
―湯月くん?
間違いない。
達郎兄ちゃんの横でうつむいて座っていたのはレクリエーション部の湯月くんだった。
「来たか、カホ」
達郎兄ちゃんがあたしに向かって手をあげた。
隣の湯月くんは顔をあげてあたしを見る。
「あ、旭さん…」
湯月くんはベンチから立ち上がってあたしの前に立った。
「あ、あの…」
湯月くんは必死でなにか言おうとしていた。
あたしはワケがわからなかった。
「なんで湯月くんが達郎兄ちゃんと一緒にいるの?」
てか、学校は?
「あの…ごめんなさい、旭さん!」
え?なになに!?
「あの手紙を出したの、僕なんです!」
え―っ!?