月と太陽の事件簿4/卒業までに解く問題
え!?
「ちょ、ちょっと待って!?」
そんないきなり言われてもっ。
「そ、そうですよ!」
なぜか湯月くんも一緒になって達郎兄ちゃんにすがりついた。
「2人とも面白いリアクションするなぁ」
達郎兄ちゃんは、意地の悪い笑みを浮かべた。
「ま、すぐに返事ってのはムリだよな」
…完全に楽しんでる。
「湯月くん、カホには後で必ず返事をさせる。それでいいかい?」
「は、はい!」
湯月くんは声のソレと同じ勢いで立ち上がった。
「よ、よろしくお願いします!」
湯月くんは深々とお辞儀すると、今日一番の真っ赤な顔で公園から走り去っていった。
「緊張の限界が来てこの場にいられなくなったか」
「当たり前でしょ」
あたしは達郎兄ちゃんをにらみつけた。
「なにを怒ってるんだ」
「そりゃ怒るわよ」
あたしと湯月くんのことをなんで達郎兄ちゃんが仕切るのだ。
「しかたない。お前らがもどかしくて、つい口が出たんだ」
「ちょ、ちょっと待って!?」
そんないきなり言われてもっ。
「そ、そうですよ!」
なぜか湯月くんも一緒になって達郎兄ちゃんにすがりついた。
「2人とも面白いリアクションするなぁ」
達郎兄ちゃんは、意地の悪い笑みを浮かべた。
「ま、すぐに返事ってのはムリだよな」
…完全に楽しんでる。
「湯月くん、カホには後で必ず返事をさせる。それでいいかい?」
「は、はい!」
湯月くんは声のソレと同じ勢いで立ち上がった。
「よ、よろしくお願いします!」
湯月くんは深々とお辞儀すると、今日一番の真っ赤な顔で公園から走り去っていった。
「緊張の限界が来てこの場にいられなくなったか」
「当たり前でしょ」
あたしは達郎兄ちゃんをにらみつけた。
「なにを怒ってるんだ」
「そりゃ怒るわよ」
あたしと湯月くんのことをなんで達郎兄ちゃんが仕切るのだ。
「しかたない。お前らがもどかしくて、つい口が出たんだ」