お持ち帰りPART3


それが分かっていながらあたしは‘理想の彼女’を演じる





いや、



いつからだろう…





そんな男の子たちに仕返しするように、

彼らを‘理想のあたし’に引きずりこんでは楽しんできた







たいていどんな男でも、




落とすことができる





どんな男でも、





ただの男なんだから―――








そう思うあたしもまた、男の子たちと同じなんだけど……














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