恋のSEASON
と、この1ヶ月で井上ブラザーズたちを知り、いつのまにか心を開くようになっちゃった。
「みんなおはよう。さ、学校行こう。」
私が歩けばみんな歩くし、止まれば止まってくれる。
始めは鬱陶しかったけど、今じゃ慣れてしまった。・・・慣れって恐ろしい。
今日は右隣に夏樹くん。
私が全員で横並びは迷惑になるし、話ができないよねって言ったら交代制になった。
ちなみに私に選択権はない。
ムカつくー。春が隣だと学校までの距離がぐっと長く感じるし、あっきーのベタベタする甘えはイラつく。言わないけど。
そう思っている私を、冬矢先輩と夏樹くんは気づいているみたいなんだけどね。
「マヒル、今日は弁当?」
だからかわからないけど、冬矢先輩と夏樹くんの隣はかなり居心地がいい。
「今日は比奈子ちゃんと食堂行くよ。」
「マジ?じゃあ俺も行くよ。」
「来るの?いいけど・・・。」
「大丈夫。春には言わない。」
ね?
わかってくれるの。だから隣にいるのが楽なんだ。は~春も見習えばいいのに。
しかも、お互いに無言でも話さなきゃ!っていうのがない。あっきーだと、沈黙はかなり気まずい。
あっきーとは校門で別れ、ヤマト高校組とは昇降口で別れた。
今日は隣が夏樹くんだったから早く感じた。
ピョンピョンと跳ねながら階段をのぼっていたら、二年の階で指を指され、こそこそなにか話しているのが目についた。
「みんなおはよう。さ、学校行こう。」
私が歩けばみんな歩くし、止まれば止まってくれる。
始めは鬱陶しかったけど、今じゃ慣れてしまった。・・・慣れって恐ろしい。
今日は右隣に夏樹くん。
私が全員で横並びは迷惑になるし、話ができないよねって言ったら交代制になった。
ちなみに私に選択権はない。
ムカつくー。春が隣だと学校までの距離がぐっと長く感じるし、あっきーのベタベタする甘えはイラつく。言わないけど。
そう思っている私を、冬矢先輩と夏樹くんは気づいているみたいなんだけどね。
「マヒル、今日は弁当?」
だからかわからないけど、冬矢先輩と夏樹くんの隣はかなり居心地がいい。
「今日は比奈子ちゃんと食堂行くよ。」
「マジ?じゃあ俺も行くよ。」
「来るの?いいけど・・・。」
「大丈夫。春には言わない。」
ね?
わかってくれるの。だから隣にいるのが楽なんだ。は~春も見習えばいいのに。
しかも、お互いに無言でも話さなきゃ!っていうのがない。あっきーだと、沈黙はかなり気まずい。
あっきーとは校門で別れ、ヤマト高校組とは昇降口で別れた。
今日は隣が夏樹くんだったから早く感じた。
ピョンピョンと跳ねながら階段をのぼっていたら、二年の階で指を指され、こそこそなにか話しているのが目についた。