only one


だけど目を覚ました遥夢のそばに俺はいてやれなかった。


橋本さん…


「あんた、アイツらとグルだったのかよ!」


俺の体を拘束したのは、さっきまで話を聞かせてくれていた橋本さんだった。


「悪く思うなよ。」


部屋には竜一の手下が俺が来るのを待っていたのか、ニヤニヤと笑いながら俺の周りを取り囲む。

遥夢を守ってやれないのか?


遥夢!




俺は男達に袋叩きにされて意識を手放した。








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