カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
…ということは、いつも肌身離さずに持っていられるんだ…。
「ペンダント…首からかけてもいいか?」
キラリとチェーンが光るペンダントを手に先生が聞いた。
「はい…。」
私が頷きながら答え、先生がペンダントをかけてくれた時だった。
えっ…
今…先生の唇が私の唇に触れた…よね?
ペンダントをかけてくれたのと、同時に…。
ほんの一瞬だったけど…
これって…
もしかして…キス!?
ドキドキしながら先生の顔にゆっくりと視線をあげた。