カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
放課後の体育館
最初に体育館に来て正解だったなあ…!
先生に手招きされて、私は体育館の中に入った。
「扉閉めてな。」
先生に言われ、ゆっくりと扉を閉めて、先生のところに駆け寄った。
今、この広い体育館に先生と私、二人しかいないんだ…。
急にドキドキしてきたよ…。
「愛菜、よく俺がここにいるって分かったじゃん。」
先生は嬉しそうな顔をしていた。
「部活やってるかもって思って…。こっちに先に来てみたんです。でも、部活ないのに先生はどうして体育館にいたんですか?」
「ああ、それは…」
先生が倉庫に入るのに続いて私も倉庫に入った。
「ほら、クラスマッチの片付けをさっきまで生徒たちとやってたんだよ。で、ついでにと思って少し中を整理してたんだ。」
本当だ…。中は得点ボードやボールが綺麗に整頓されている。
“パタン”
ん…?
振り向くと先生が倉庫の扉を閉めていた。
「これで、体育館の扉を開けられても、すぐには分からないよな。」
ドキッ…
急激に心拍数が上昇してきた。
だって、体育館よりも狭いよ、ここ…。
「どうした?」
心配そうに顔を覗く先生にますますドキドキが早くなる。
“おめでとう”って言わなくちゃ…!
「せっ…先生!クラスマッチ優勝おめでとうございます!」
緊張で早口になってしまった。
「ありがとう。愛菜の応援のおかげだよ。」
え〜っ!先生、笑顔でそんなこと言われると嬉し過ぎて、心がどっかに飛んで行っちゃいそうだよ…!
先生に手招きされて、私は体育館の中に入った。
「扉閉めてな。」
先生に言われ、ゆっくりと扉を閉めて、先生のところに駆け寄った。
今、この広い体育館に先生と私、二人しかいないんだ…。
急にドキドキしてきたよ…。
「愛菜、よく俺がここにいるって分かったじゃん。」
先生は嬉しそうな顔をしていた。
「部活やってるかもって思って…。こっちに先に来てみたんです。でも、部活ないのに先生はどうして体育館にいたんですか?」
「ああ、それは…」
先生が倉庫に入るのに続いて私も倉庫に入った。
「ほら、クラスマッチの片付けをさっきまで生徒たちとやってたんだよ。で、ついでにと思って少し中を整理してたんだ。」
本当だ…。中は得点ボードやボールが綺麗に整頓されている。
“パタン”
ん…?
振り向くと先生が倉庫の扉を閉めていた。
「これで、体育館の扉を開けられても、すぐには分からないよな。」
ドキッ…
急激に心拍数が上昇してきた。
だって、体育館よりも狭いよ、ここ…。
「どうした?」
心配そうに顔を覗く先生にますますドキドキが早くなる。
“おめでとう”って言わなくちゃ…!
「せっ…先生!クラスマッチ優勝おめでとうございます!」
緊張で早口になってしまった。
「ありがとう。愛菜の応援のおかげだよ。」
え〜っ!先生、笑顔でそんなこと言われると嬉し過ぎて、心がどっかに飛んで行っちゃいそうだよ…!