カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
先生との話は尽きることなく、もうお昼前…。
そろそろ帰った方がいいよね…。
友達の家に泊まりに行ったことになってるとはいえ、心配してるかもしれないし…。
「宏介、お昼になるし…そろそろ帰るね…。」
「…分かった。本当は“帰したくない”って言いたいところだけど…。」
先生はニヤッと笑いながら立ち上がった。
そんなこと言われると、ドキドキしちゃうんですけど…!
「俺、送って行こうか?」
先生は、玄関のドアに手をかけながら、そう言った。
「大丈夫です。自転車だし、今日はそんなに寒くなさそうだから…。」
コートを羽織って、準備をした。
「まだ雪溶けてないから、ケガとかしないように気を付けてな。」
いつも優しいね。先生って…。
「あっ!ねえ、宏介…。ちょっといい?」
私は手招きをした。
「ん?」
不思議そうな表情をしながら顔を近付ける先生の頬に、私はそっとキスをした。
一度、私の方からキスしてみたかったんだよね…。
そろそろ帰った方がいいよね…。
友達の家に泊まりに行ったことになってるとはいえ、心配してるかもしれないし…。
「宏介、お昼になるし…そろそろ帰るね…。」
「…分かった。本当は“帰したくない”って言いたいところだけど…。」
先生はニヤッと笑いながら立ち上がった。
そんなこと言われると、ドキドキしちゃうんですけど…!
「俺、送って行こうか?」
先生は、玄関のドアに手をかけながら、そう言った。
「大丈夫です。自転車だし、今日はそんなに寒くなさそうだから…。」
コートを羽織って、準備をした。
「まだ雪溶けてないから、ケガとかしないように気を付けてな。」
いつも優しいね。先生って…。
「あっ!ねえ、宏介…。ちょっといい?」
私は手招きをした。
「ん?」
不思議そうな表情をしながら顔を近付ける先生の頬に、私はそっとキスをした。
一度、私の方からキスしてみたかったんだよね…。