カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
そんな時…
“バタバタ…”
あれっ?廊下を走ってくる音だ…。
何人か向かって来るって感じ…。
「誰か来るなあ…。」
先生が扉の方を見た。
「…きっと宏介のこと探している女子生徒じゃないかなあ…。なんていったって一番人気の先生なんだから!みんな会いたいんですよ…。」
にこっと笑って先生の顔を見た。
音はすぐそこまで近付く。
扉は鍵がかかってるし、すりガラスだから中は見えないと思うけど…。
「念のため、音立てない方がいいぞ?中にいるって気付かれるかもしれないし…。」
「えっ!?そう言われるとドキドキして声が出ちゃうよ。こう……ん…。」
先生を呼ぼうとすると、途中で私の口は先生の唇で塞がれてしまった。
走って来た音は扉の前で止まり、一度ノックをして開けようとした。
私には心臓のドキドキする音が扉の外まで聞こえてしまっているんじゃないかと思うくらい大きな音に聞こえていた。
“いないねえ…”
外から女子生徒らしき人の小さな声が聞こえてくる。
生徒たちは、鍵がかかっていることが分かると、帰って行った。
“バタバタ…”
あれっ?廊下を走ってくる音だ…。
何人か向かって来るって感じ…。
「誰か来るなあ…。」
先生が扉の方を見た。
「…きっと宏介のこと探している女子生徒じゃないかなあ…。なんていったって一番人気の先生なんだから!みんな会いたいんですよ…。」
にこっと笑って先生の顔を見た。
音はすぐそこまで近付く。
扉は鍵がかかってるし、すりガラスだから中は見えないと思うけど…。
「念のため、音立てない方がいいぞ?中にいるって気付かれるかもしれないし…。」
「えっ!?そう言われるとドキドキして声が出ちゃうよ。こう……ん…。」
先生を呼ぼうとすると、途中で私の口は先生の唇で塞がれてしまった。
走って来た音は扉の前で止まり、一度ノックをして開けようとした。
私には心臓のドキドキする音が扉の外まで聞こえてしまっているんじゃないかと思うくらい大きな音に聞こえていた。
“いないねえ…”
外から女子生徒らしき人の小さな声が聞こえてくる。
生徒たちは、鍵がかかっていることが分かると、帰って行った。