カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
「それじゃあ、俺…そろそろ行くよ。」
「はい…。」
あと少しだけ……先生といたいよ…。
心の中でその言葉ばかりが飛び交っている。
時間…止まっちゃえばいいのにな…。
少しうつむいていた私の前髪に先生が、優しくキスをしてくれた。
「先生!?」
びっくりして、大きな声を出してしまった。
「愛菜、気を付けて帰れよ。月曜日にまた会おうな!」
にっこり微笑むと、先生は何度も振り返りながら桜並木を歩いて行く。
私は先生が振り返る度、笑顔で手を振った。
先生…ありがとう。
一緒にお花見出来て、楽しかったよ…。
先生の後ろ姿が見えなくなるまで、ずっと見送っていた。
「はい…。」
あと少しだけ……先生といたいよ…。
心の中でその言葉ばかりが飛び交っている。
時間…止まっちゃえばいいのにな…。
少しうつむいていた私の前髪に先生が、優しくキスをしてくれた。
「先生!?」
びっくりして、大きな声を出してしまった。
「愛菜、気を付けて帰れよ。月曜日にまた会おうな!」
にっこり微笑むと、先生は何度も振り返りながら桜並木を歩いて行く。
私は先生が振り返る度、笑顔で手を振った。
先生…ありがとう。
一緒にお花見出来て、楽しかったよ…。
先生の後ろ姿が見えなくなるまで、ずっと見送っていた。