カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
入江先生が乗った後につづいて、私たちも乗り込んだ。
千鶴が先生の背中をトントンと軽く押した。
「ん?」
気付いた先生は私たちの方に振り向いた。
「先生!一番後ろの席行きましょう!」
千鶴は先生の背中をグイグイと押して後ろの広い席まで連れて行った。
「先生、ここに座って下さい。愛菜はここ!」
私と先生は隣同士で座らさせた。
「ちょっと千鶴!入江先生と一緒に座ってたら、私たちのこと、バレちゃうかもしれないじゃん!」
「大丈夫だよ!一緒に座るくらいなら大丈夫!」
そうかなあ…。
バスの中は、ほとんど女子生徒で埋まっている。
みんな入江先生と同じバスに乗りたくて、こっちを選んだろうなあ…っていうのが、先生を見る視線で何となく分かる。
きっと先生と同じ席に座りたいって思っている子、多いよね…。
私…先生の隣に座っちゃって、大胆な子だなあ…なんて思われてるのかもなあ…。
千鶴が先生の背中をトントンと軽く押した。
「ん?」
気付いた先生は私たちの方に振り向いた。
「先生!一番後ろの席行きましょう!」
千鶴は先生の背中をグイグイと押して後ろの広い席まで連れて行った。
「先生、ここに座って下さい。愛菜はここ!」
私と先生は隣同士で座らさせた。
「ちょっと千鶴!入江先生と一緒に座ってたら、私たちのこと、バレちゃうかもしれないじゃん!」
「大丈夫だよ!一緒に座るくらいなら大丈夫!」
そうかなあ…。
バスの中は、ほとんど女子生徒で埋まっている。
みんな入江先生と同じバスに乗りたくて、こっちを選んだろうなあ…っていうのが、先生を見る視線で何となく分かる。
きっと先生と同じ席に座りたいって思っている子、多いよね…。
私…先生の隣に座っちゃって、大胆な子だなあ…なんて思われてるのかもなあ…。