カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
藤村さんが色々と先生に聞いているうちに、バスは目的地の高原に着いた。
先生の隣に座っていたけど、会話出来なかったなあ…。
「愛菜、負けちゃダメだよ!あの子みたいに積極的に先生と話をしたっていいんだから!愛菜は彼女なんだし。」
「…うん。でも、藤村さんて、すごいよね。」
「そうだね…。」
先にバスを降りていく藤村さんを千鶴と一緒に眺めていた。
「2人とも、早く降りるぞ。」
一旦、バスの降り口まで行った先生が、もう一度私たちのところまで戻ってきた。
「はい!すぐ降ります!」
あたふたする私を見て、先生は優しく微笑んでくれた。
その笑顔で私もほっとした。
「ほら、ゆっくりでいいから。」
先生はそっと手を差しのべてくれた。
私もその手をしっかりの握って、ゆっくりと立ち上がった。
「もう、みんな宿に入りだしてるな。ちょっと急ぐぞ!」
先生、私の手…握りっぱなしだよ……!
先生の隣に座っていたけど、会話出来なかったなあ…。
「愛菜、負けちゃダメだよ!あの子みたいに積極的に先生と話をしたっていいんだから!愛菜は彼女なんだし。」
「…うん。でも、藤村さんて、すごいよね。」
「そうだね…。」
先にバスを降りていく藤村さんを千鶴と一緒に眺めていた。
「2人とも、早く降りるぞ。」
一旦、バスの降り口まで行った先生が、もう一度私たちのところまで戻ってきた。
「はい!すぐ降ります!」
あたふたする私を見て、先生は優しく微笑んでくれた。
その笑顔で私もほっとした。
「ほら、ゆっくりでいいから。」
先生はそっと手を差しのべてくれた。
私もその手をしっかりの握って、ゆっくりと立ち上がった。
「もう、みんな宿に入りだしてるな。ちょっと急ぐぞ!」
先生、私の手…握りっぱなしだよ……!