カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
宿の入り口まで来ると、先生は手を離した。
「…案外こういう時って、誰にも見られてないもんだよな!」
先生はいたずらっぽく笑った。
「先生!嬉しいですけど、ハラハラしちゃいましたよ。」
小声で言うと、“そうだな!”って先生は笑いながら答えた。
ドキドキがしばらくは治まらなそう…。
また手繋いじゃった…。
私は先生が握ってくれた左手を見ていた。
「愛菜、良かったじゃん。」
千鶴は横でニヤニヤしている。
「あ!早く合唱部のところに行かないとっ!」
赤くなりそうな顔を千鶴に突っ込まれるのが恥ずかしくて、合唱部の生徒が集まっているところに向かった。
「…案外こういう時って、誰にも見られてないもんだよな!」
先生はいたずらっぽく笑った。
「先生!嬉しいですけど、ハラハラしちゃいましたよ。」
小声で言うと、“そうだな!”って先生は笑いながら答えた。
ドキドキがしばらくは治まらなそう…。
また手繋いじゃった…。
私は先生が握ってくれた左手を見ていた。
「愛菜、良かったじゃん。」
千鶴は横でニヤニヤしている。
「あ!早く合唱部のところに行かないとっ!」
赤くなりそうな顔を千鶴に突っ込まれるのが恥ずかしくて、合唱部の生徒が集まっているところに向かった。