カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
玄関口のところから、そっと見てみると、先生たちは歩き始めていた。



あれ……?





先生たち…腕組んでる…?!


暗くてはっきりと見えなかったけれど、湊井先生と入江先生の距離がすごく近いのは分かった。


どうしてだろう…?


戸惑ってしまった。



色々な想像が頭の中を駆け巡った。


どうしても悪い方向にしか考えられなくて、



不安になって、



私も、そのまま靴を履いて外に出ていた。



< 67 / 264 >

この作品をシェア

pagetop