魔法の恋


「何で笑うんだよー。」



「だって可愛いんだもん♪」



俺は少し見下されている気持ちになり


ふてくされた。



いや、可愛いなんて言葉


産まれて一度も聞いたことがないからだ。



俺の体がどう反応していいのかわからず


挙動不振に陥っているに違いない。

< 27 / 43 >

この作品をシェア

pagetop