あたしの彼
大学は終わり、1人デパートに入る。





「あ、春希だ」






ポスターを見つける。




あたしはその場で電話した。







プルルル…プルルル…




「玲等?」
「…春希」
「どした?」
「…。」
「玲等?」
「ううん。何でもないよ。バイバイ」







怖かった。




いざ、春希の声を聞くと振られそうで怖かった。





「ごめんね…春希」



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