あたしの彼
「櫻君…そちらは?」
「…彼女です」
「彼女っ?」
「はい」







抱き寄せて言う春季。






「僕…彼女いるんです」
「いつから」
「この世界に入る前から」
「……。」
「玲等…結婚しよっか」
「えっ…いいの?」
「あぁ。待たせてごめんな」
「ううん」






周りからは拍手が聞こえた。





砂弥さんは呆れていなくなった。







あたしと春希は永遠に繋がってられるよね。







END
< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop