あたしの彼
「大丈夫だよ!あたしなら」
「え?」
「やっていいよ~」
「…玲等」






ホントは涙を堪えてた。





そのことを春希はわかってたのかな?





そっと抱きしめてくれた。







一筋の涙を零した。





「大丈夫、思いは玲等だけだよ」







そう言って、キスしてくれた春希。






あの日から4年の月日が過ぎた。







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