ロボット娘


バンッ


「本当に迎えきてくれたんですね(汗」


「もちろん♪」


「あっおはようございます。えっーと…匠、永華」


「おっす」


「おはよ」


車の中ではクラスの仲間の話、今流行っているゲームの話をしてくれた。


「愛純あれが城泉大学だよ。高等部、中等部はその隣。初等部、幼稚舎はここだよ」


まるでどこか豪邸に来たのかと思うような外観に広いはんぱなく広い中庭に、教室には蛍光灯の代わりにシャンデリアが…。


「すごいです」


「普通だよ」


朝のHRまでまだ時間に余裕があるため校内の案内をしてくれた。


「大体は案内したかな」


「永華。匠置いてきてよかったんですか??」


「女子と一緒に行動するのが嫌なのよ。他の人の目が何とかで」


「あと、ここは私達のとっておきの場所。屋上でーす」


「すごい♪でもなんで屋上の鍵を永華が持ってるんですか??」

「あれ??知らないの??うちのパパが理事長だからだよ」


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