孤高の狼に捧ぐ恋唄


廊下の窓からは、空の月が見えない。



でも、私の心にはいつも月がいる。



好きだよ、月……。



好きだから。

迷惑かけたくないから。

月を守りたいから。




だから、



キズが癒えたら、



月に幸せを願いながら、



私は……



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