孤高の狼に捧ぐ恋唄


マスターは立ち上がって言った。



「月のところへ行こうか」



私は半分泣きながら、半分は照れ笑いをしながら頷いた。



二人で月の病室へ向かう。











「あれ……?」



先に異変に気付いたのはマスターだった。


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