孤高の狼に捧ぐ恋唄


「やめて下さい!」


私はとっさに、持っていたカバンを振り回した。



「おぉっと♪」



余裕でカバンをよけ、三人は笑いながら大袈裟に体を離した。



ドンッ



体と体がぶつかる音がした。

< 9 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop