愛した名前


「中学生でもするんだよー!」


私はみとりちゃんに説得する。


「みとりちゃんはしたいの!?」


みとりちゃんはどうなのか、確認。


みとりちゃんは少しだけ顔を赤くして、


「したい・・けど・・・」


と言った。


「これは、またまた私の出番だね♪」


私は「任せて任せて」とみとりちゃんの肩を叩いた。


「大丈夫だよ!」


みとりちゃんが何故か前向きに言った。


私は頭が?になる。


なんでそんなに前向きなんだい?


「キスとかは、自然にがいいんだ。さきちゃんもそうでしょ?」


みとりちゃんは笑顔で言った。


「なるほど。うん!わかった!」


確かに、そうかも。


誰かに言われてするなんて、全然嬉しくないもんね。


みとりちゃんは大人だな~。




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