愛した名前

てか、笑 って・・・冗談、か。


『冗談ね!』


~♪~♪
けい:『え?』


車に乗りながら首をかしげる。


「・・・え?」


え?って何!


『さっきの冗談でしょ?』



~♪~♪
けい:『いや、好きだから』


・・・なんで?


なんで今なの?


私は・・・けいのこと、


『さきは普通、かな?』


前までは、凄く、凄く大好きだったよ?


でも、私って片思いは苦手で・・・。


これって私、逃げちゃったのかな?


まだ頑張ってれば今頃・・・・


~♪~♪
けい『友達として好き』


・・・騙された!


私、さっき何本気にしてたんだろう・・・。


そうだよ。


けいが私の事好きになるなんて



有り得ない。


私、きっと前から分かってた。


絶対私なんて好きになる訳ないって。


それより、あきらが私の頭の中にいて。



いつの間にか、私の心はあきらで動くようになってたもん・・・。





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