甘々先生。

校長の長々しい話が終了し、新任教師の紹介。


舞台に上がってきた新任教師は―――


女性だった。


しかも、超美人。

スラッとした長い足に、綺麗な白い肌。

茶髪のさらさらヘアーは、風になびいていた。


こんな先生いない、ってぐらい美人。


「今日から、代理で理科の授業を受け持つ、新島瞳です。もう一人の陸人先生と一緒にやっていくのでどうぞよろしくお願いします」


やっぱ、そうなんだ。

一緒にやってくんだ。


無理だよ!

こんな美人が、先生の隣に並ぶなんて……


あたしには絶対叶わない!!




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