あたしの王子様
「日向の部屋は奥ね♪ちなみに、
俺は隣☆」
英介にそう言われてあたしは今、
自分の部屋にいます。
荷物はもう片付いて、ベットに
ゴロン。
あたし、これからどうなるんだろ
ー…
でも英介が優しい人で良かった。
もう、悩んだってしょうがない!!
そう、自分に言い聞かせた。
気が付くともう夕方。
部屋を出てリビングに行くと
キッチンからいい匂いがした。
「おっ、日向〜☆夕ご飯、チャーハンでいい?」
「うん!!」
キッチンに行くと英介が
チャーハンを作っていた。 「料理、作れるの??」
「もちろん☆カッコいいしょ?」
英介がそう聞くから、
「うん☆カッコいい♪」
って、あたしは素直に言った。