あたしの王子様
お風呂から上がると、英介は
リビングにはいなかった。 部屋にいるのかな〜?
コンコンッ…─
「どーぞー♪」
ドアをノックすると、部屋から
英介の声が聞こえた。
入っていいのかな…?
どーぞーって言ったしいいかっ。
ドアを開けると英介がいた。
「お風呂、いいよ。」
「オッケー☆」
英介の部屋は、シンプルだった。
意外だな〜。
そんな事を思いながらドアを
閉めて、リビングへ行った。
髪を乾かしてソファーにゴロン。
いつの間にか、寝てしまった。