あたしの王子様

〜英介 side〜


俺が風呂から出ると時間は10時。
スエットを着てリビングに行くと、静かだった。

ソファーで寝てる日向を見つけた。
「…スー…スー…」
日向を見てると自然と笑顔になる。


猫みたいに寝てる日向を起こすのは可哀想だったから、日向の部屋まで運んだ。
「軽っ!?」
予想外に軽くてびっくりした。


ベットに寝かせて、部屋を出ようとした時、日向が寝言を言った。
「…えーしゅけ…ありがとー…」

「可愛いヤツめ…」



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