あたしの王子様

すると、康太君と手を繋いでいた
女の子が
「日向ちゃんって、1年!?」
その女の子は、すごく綺麗な子だ
った。
「はい…。」
あたしは、敬語で答えた。
「そうなの!?あたしと一緒!!
あたし、白崎綾乃☆友達になろっ
!!」
「うん♪」
高校生になって、初めての友達が
出来た。


玄関にはたくさんの人達。
「俺達、先行ってるなっ!!」
康太君がそう言うと綾乃は、康太
君の元へ。
そして、英介があたしのところへ
来た。
「じゃぁ、また後でなっ☆」
英介は、あたしの頭を撫でた。
「…うん!!ばいばい☆」
そう言って、手を振った。
英介は康太君と行った。

「じゃあ、行こっか☆」
あたしは綾乃と玄関へ向かった。



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