あたしの王子様
ドキドキな嵐の日の夜
お風呂から出て、リビングへ向か
うと一気に緊張してきた。 だって、英介にあんな姿を…
まず、謝んなくちゃ!!
「…英介〜、さっきは…ごめんね?」
「ううん。いいよ♪」
英介はニコッて笑った。
「あたし、部屋行くね。」 気まずくなって、あたしは自分の部屋に行った。
「はぁー…」
ため息をついてベットにゴロン。
あたし、何モヤモヤしてんだろ…
英介が気にするわけないのに…
って、何気にしてんだろ? もしかしてあたし、英介の事…
「嘘ー!?」
まさかねぇ〜……