プロ野球選手との恋
あたしが作った、ハンバーグを拓馬は、
「美味しい、美味しい。」
って、言って食べてくれる。
ご飯を食べ終え、あたしが洗い物をしていると、拓馬が後ろから、抱きしめてきた。
「ん、拓馬どうしたの??」
「本当に、乃亜が居るなぁ~って実感してんの。会えなくって、寂しかった。」
「あたしも、拓馬に会えなくって寂しかったよ。」
あたしは、泡のついた手を水で洗い、後に居る、拓馬に向き直る。