記憶・・・
キャンプへ出発!!
車の二列目に乗り込むと、助手席に座ってるけんた君が振り向き、目が合った。


「おはよう!ゆいちゃん。キャンプ楽しもうね。」
けんた君はニコっと笑った。

その顔が超カッコ良くて、親友の彼氏なのに思わずドキっとときめいてしまった。さやかごめんね!


「うん!仲間に入れてくれてありがとう。」
私もニコっと笑い返した。

この車の持ち主である、ひろ…ゆき君だっけ?車に乗り込んだ時も振り向いてくれなかったし、今は運転中だからまだ顔も見てない。


挨拶もまだしてないし、信号待ちの時に思い切って声をかけてみた。
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