記憶・・・
テントの中は思ったより広いが、かなり蒸し暑い。小さな小窓が付いていたので、少しは涼しくなるかと思い開けてみたが、気休めに過ぎない。



さやかを挟み、三人で川の字になって寝ることにした。


こんなに暑いのにさやかとけんた君は手を繋いですやすやと眠っている。


この暑さでよく眠れるなぁ〜
でも仲良くって羨ましいょ。私もいつか彼氏と手を繋いで眠りたいなぁ。



あまりの暑さに耐え切れず、持ってきたうちわで扇ぎ、体を冷やした。


扇ぎながらつよし君のことを考えた。



このまま何の進展もなく、キャンプ終わっちゃうのかなぁ…



そんなの絶対嫌だょ…



携帯の番号知りたいなぁ。


色々と妄想(想像?)している間にいつの間にか寝てしまった。
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