記憶・・・
恋する気持ち
翌朝、朝食を食べずにキャンプ場を後にした。



みんな夜更かしして疲れているようで、帰りの車内では口数が少なかった。



私も眠い。



家に帰ったら爆睡したい。


またつよし君のと遊びたいなぁ…



結局、携帯の番号も聞けずに家に着いてしまった。


「ありがとう。キャンプ楽しかったぁ!また遊ぼうね!」


手を振って皆を見送った。

家に入ると誰もいない。会社かぁ…大人は大変だなぁ。


即効シャワーを浴びて自分のベッドに横になった。


「はあぁ〜〜〜」
自然と大きなため息が漏れた。



この内気な性格何とかしないと当分彼氏はできないよね。



落ち着いて考えてもやっぱり私はつよし君のことが好きだ。つよし君のことを考えるだけでドキドキが止まらないょ…



この気持ちは初恋の時以上で、自分でもどうしたらいいのか分からない。



この恋する気持ちは制御不能だ。



こんな時はとにかく何も考えずに眠いるのが一番!!


そう思い、眠ることにした。



疲れていたのか、夢をみるまでに時間はかからなかった。
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