記憶・・・
「大丈夫…もう起きようと思ってたの…」



明らかにまだ眠そうだなと思ったが、本人が大丈夫と言ってるので、話しを進めることにした。



「あのね…すごく聞きにくいことなんだけど、つよし君って…その…彼女とかいるのかな?携帯の番号知ってたら教えてほしいんだけど…」



私は聞きたかったことを一気に言った。



「………ゆい…もしかしてつよし君のこと好きになっちゃったの??」



私は照れながら



「うん…」



と答えた。自分でも顔が真っ赤になっているのが分かる。



「そっかぁ。私も出来る限り協力するからね。でも携帯はメールアドレスしか知らないんだ。けんたに聞けばすぐに分かるけど…」



まだけんた君には知られたくないなぁ…



「まだけんた君には内緒にしてほしいんだ。お願い!メールアドレス教えて!
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