お嬢様のわんだーらんど

 えっ!!
 なんで私が神堂矢クンと
 授業を受けなくては
 いけないの??


 「いけない事は
  ありませんが、
  理由をお聞かせ
  願えますか??


  何しろ、大事なSCの
  授業ですので。」


 「そぉだね。
  実は、神堂矢クンの
  お兄さんが
  綿目先生の授業を
  受けていた生徒なんだ。

  だから、神堂矢クンも
  綿目先生のことを
  知っているから、
  今日だけは、
  一緒に授業を受ける
  ことを許してほしい。

  綿目先生にはもう
  了解をもらっている。」


 
 と言うことは、綿目先生は
 一緒に授業受けても
 良いって、私に聞く前に
 決めてしまったって
 ことですか!?

 じゃあ、反対することは
 できませんね…

 「綿目サンが了承
  なさったのなら、
  仕方ありません。

  ですが、いつもどうり
  授業を受けても
  かまわないのですよね??」

 「それは、もちろんだ。
  本当に申し訳ない。」

 「いえ、構いませんよ。
  それでは、失礼します。」
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