短編集
「好きなのは…あたしだけ」





籠と出会った場所、公園に入った。






薄暗くなってきた空。





1時間も2時間もずっと公園のベンチに座ってた。






電話には親からの着信が何十件ときていた。






「はぁ…」






あたしはこのまま野宿するつもりだった。






それほどしんどかった。





「籠の馬鹿」






< 5 / 18 >

この作品をシェア

pagetop