HUMMING LIFE
「きゃ…宏香、やったじゃん!
誰からの手紙だろう。
昼休み、楽しみだね!」
美嘉が興奮している。
宏香もガッツポーズを胸の真ん前で
したから、優香は喜んでるんだ、とわかった。
(まぁ、宏香が喜んでるなら
どうでも良いかなー。)
なんて、あっさり物事を片付けようとした
優香にとって、昼休みの出来事は、
あまりにも残酷だった───…
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
昼休み、るんるん気分で
コンピュータールームに出掛けた宏香を、
優香と実奈と美嘉は見送った。
「誰からの手紙だろうねー?」
美嘉が、優香と実奈の顔を覗き込む。
「…さ、さぁ?」
いきなり聞かれて優香は
慌てて首を傾げた。
(全く、予想なんてつかないもん…。)
「…」
顔を覗きこまれた実奈は、
無表情で黙っていた。
(せっかく可愛らしい実奈なんだから、
笑顔すれば良いのになぁ…。)
誰からの手紙だろう。
昼休み、楽しみだね!」
美嘉が興奮している。
宏香もガッツポーズを胸の真ん前で
したから、優香は喜んでるんだ、とわかった。
(まぁ、宏香が喜んでるなら
どうでも良いかなー。)
なんて、あっさり物事を片付けようとした
優香にとって、昼休みの出来事は、
あまりにも残酷だった───…
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
昼休み、るんるん気分で
コンピュータールームに出掛けた宏香を、
優香と実奈と美嘉は見送った。
「誰からの手紙だろうねー?」
美嘉が、優香と実奈の顔を覗き込む。
「…さ、さぁ?」
いきなり聞かれて優香は
慌てて首を傾げた。
(全く、予想なんてつかないもん…。)
「…」
顔を覗きこまれた実奈は、
無表情で黙っていた。
(せっかく可愛らしい実奈なんだから、
笑顔すれば良いのになぁ…。)