FOREVER -永遠-



涙がひいた。


「目赤い?」


「うーん、少し
でも、そんな気づかないから平気」


「本当?」


「本当」


そっか、じゃいいや



「じゃ、ごはん食って帰ろうぜ」


そういって、直輝はいつものように


手を握ってきた。


私は、それがとてもうれしかった。


なんか、直輝に触れてるの


が嬉しくて


温かくて…




「あれ?直輝じゃん!?」




そういったのは、私じゃない


振り向いてみると


確か、こないだの合宿で直輝としゃべってた人と


友達かな…




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