FOREVER -永遠-
「俺は、4班だよ」
やっぱり…直輝の声だ。
そっとのぞいてみると、一人の女子と
直輝がしゃべってた。
でも、その直輝はなぜか、楽しそうに見えて
すごく、悲しかった。
自分の知らない、直輝が
あって、それが女子としゃべってて
こういうのを、やきもちをいうのかもしれない、
確かに、私が一方的に想いを寄せてるだけ。
でも、あんな風に、笑ってるところなんてみたくなかった。
きっと、あの女の子は、直輝の事が好きなんだ、
直輝を好きになるってことは、これだけの事なんだ…
ライバルが、多すぎる。
おまけに、私は違う高校。
ただでさぇ、会う機会もすくないのに…