FOREVER -永遠-




「じゃぁ、そろそろ帰るか…
時間も、一時間オーバーしてるし」


えっ、オーバー?一時間も


やばッ


「うん」


でも、正直少し


さびしい、出来ればもう少しここにいたかった。


「そんな顔すんなよ…
来年もここにこような
いや、これからずーとっ」


「うん!!絶対にね」


「じゃ、帰ろ…」


直輝は、そういって手をさしのべてきた。


私は迷うことなく


直輝のてに、自分の手を重ねた。



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