―雪女郎― 凪雛
そう・・・









そこには、吉原になんとも不釣り合いな、上品な籠。









ある男性に寄り添われ、静かに美楼閣を後にする女性。









その瞬間にはもう、叫んでいた。








「凪雛姐さん!!!」
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