―雪女郎― 凪雛
第二十夜
「雪洞・・・」
凪雛は、唖然とした顔で雪洞を見つめた。
漆黒の闇により、互いの顔はよく見えなかった。
「ひ、氷雨姐さんは・・・」
「さっき織閖が見送りにきた。もう、行ったよ。」
「そうでありんすか・・・」
凪雛が正面を見据えた。
「雪洞は・・・どうしたんだ?」
「ね、姐さん・・・」
「姐さんに、聞きたいことが。」
凪雛は、唖然とした顔で雪洞を見つめた。
漆黒の闇により、互いの顔はよく見えなかった。
「ひ、氷雨姐さんは・・・」
「さっき織閖が見送りにきた。もう、行ったよ。」
「そうでありんすか・・・」
凪雛が正面を見据えた。
「雪洞は・・・どうしたんだ?」
「ね、姐さん・・・」
「姐さんに、聞きたいことが。」