先生
気が付いたら
そう言っていた……
うまくいかない
友人関係。
自分の
心の弱さ。
先生のこと……
誰かに聞いて
ほしかった……
このままじゃ
本当に
だめになりそうだった……
「え…
どういうこと……?」
中尾先生は
相当びっくりした
みたいだった。
それもそうだ。
前の私は
本当に明るかった。
どんなときも
笑顔でいた。
だってそれは
どんなときも
私を支えてくれる
人がいたから……
「もぅ嫌です…
先生…
私、どうしたらいい……?」